3.4-3.6GHzにおける固定衛星システムとIMTシステムの共用に関する一検討(衛星通信,一般)
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概要
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世界無線通信会議(WRC-07)においてIMT用に周波数が特定され、その1つが3.4-3.6GHzである。また、移動業務への追加配分及びIMTへの追加特定がWRC-15議題1.1になっており、3.6-4.2GHzは好適な周波数範囲の1つに挙げられている。これらの周波数帯は固定衛星業務におけるダウンリンク(宇宙から地球)に割り当てられており、共用検討が必須である。固定衛星業務に関する保護基準や干渉検討におけるパラメータ等はITU無線通信規則やITU-R勧告で定められている。地球局における許容干渉量は勧告ITU-R S.1432やSF.1006で規定されており、勧告ITU-R P.452で示される伝搬モデルを用いることでIMT-Advancedシステムとの干渉検討を行うことができる。本稿では、代表的な地球局を対象に干渉レベルや離隔距離を評価した。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-17
著者
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