グラフ構造に基礎をおく地図データベース構造の試作と福岡市街道路網での検証(位置情報・ビッグデータ,ビッグデータを対象とした管理・情報検索・知識獲得及び一般)
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概要
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道路網や公共交通網を記述した地図データベースに重ね合わせるような形で、渋滞情報や最短経路案内などの交通情報を表示したいとき、交差点、信号機のような地点データだけでなく、道路の区間も精密に記述する必要がある。そのため、地図データベースでは、交差点、信号機を記述する点オブジェクトに加え、区間オブジェクトを扱える必要がある。これらの2種のオブジェクトは全体でグラフ構造をなす。グラフ構造は,R言語のような外部言語のオブジェクトとして簡単に取り扱える必要もある。本稿では、R言語のグラフ構造のオブジェクトを,レコード構造にマッピングする.このことで,グラフは,SQL言語やR言語などで簡単に扱えるようになる。本稿では,福岡市内の道路網の地図データベースを試作した報告を行う。福岡市街地の道路網に対してR言語の最短経路検索機能を簡単に扱えることの確認までを終えている。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-15
著者
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