パケットロス環境における3D映像通信に向けた主観評価実験(映像/音声サービスの品質,メディア品質,ネットワークの品質・QoS制御,次世代/新世代ネットワークアーキテクチャ,超臨場感コミュニケーション,信頼性,一般)
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概要
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遠隔オフィス間コミュニケーションを高い臨場感で実現するためには,3D映像によるリアルタイム通信が有効であると考える.遠隔オフィス間通信の環境としては,企業内IPネットワークといった,パケットロスが発生する環境が想定される.このような環境において, 実用的な3D映像通信を実現するための基礎データ取得を目的とし,パケットロスによる劣化と主観品質との関係を主観評価実験により調査した.また,視点間で異なる劣化が生じるという3D映像特有の問題を解決するために,ノイズを均一化する処理を提案し,その効果も併せて調査した.実験の結果,パケットロス率が0.5%以下では,実用的な品質で3D映像通信ができる可能性があるとわかった.また,視点間のノイズの均一化処理により,3D映像特有の違和感が緩和されることがわかった.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-04
著者
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