格子の最短ベクトル問題における探索空間の特定(セキュリティ,一般)
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概要
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格子暗号の安全性は,格子における最短ベクトルを求める問題(SVP)に密接に関連している.通常,最短ベクトルを求めるためには,格子の基底簡約におけるステップを数多く繰り返し,徐々に短いベクトルを求める必要がある.本研究においては,ある程度簡約が進んだ基底に関して,最短ベクトルの存在する探索空間を推測し,一度のステップで最短ベクトルを求める手法を提案する.また,一つの基底に関する探索空間において探索する場合と比べて,基底を変化させることで,探索空間を変化させながら探索した場合の方が,最短ベクトルが求まる頻度が高いことを実験的に示す.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-11
著者
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