発達障害のある高校生への支援のあり方 : みなと高等学園(特別支援学校)の開校1年目の歩み
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概要
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徳島県立みなと高等学園は平成24 年に特別支援学校の高等部として開校した日本ではじめての発達障害のある高校生の学校である。本研究では、同校の教員へのインタビュー調査を実施し、発達障害のある高校生への支援のあり方を質的研究法により分析した。研究の結果として、「青年期の課題との向き合い方」、「生きる力を育てる経験」、「障害特性に応じた支援」、「さまざまな連携と協力」、「障害受容の促進」、「特別支援教育と高等学校教育との融合」という6 つのカテゴリーが抽出でき、それらが相互に関係し、立体的な構造となっていることがわかった。この学園での取り組みは発達障害のある高校生への支援にも非常に有効であると考えた。
- 花園大学の論文
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