フランスにおける都市交通体系の転換に関する考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
西欧諸国の多くの都市で,都市の成長や環境保全を目的とした都市交通体系の転換が進められている。具体的には,自動車依存の体系から,徒歩と公共交通中心の都市構造へ変えようとするものである。本論は,このような都市交通政策の転換が最も進んでいると考えられるフランスを対象として,まず,それを支える法制度,財源制度について述べる。次に,実際にこのような政策を実施している代表的な3都市を選んで,現地調査,政策担当者ヒアリングを行った結果について述べる。このことから,日本の都市交通政策の課題について考察する。
著者
-
吉川 耕司
大阪産業大学人間環境学部生活環境学科
-
吉川 耕司
大阪産業大学 人間環境学部 生活環境学科
-
ペリー 史子
大阪産業大学 工学部 建築・環境デザイン学科
-
塚本 直幸
大阪産業大学 人間環境学部 生活環境学科
-
ペリー 史子
大阪産業大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科
-
塚本 直幸
大阪産業大学人間環境学部生活環境学科
-
南 聡一郎
大阪大学法学研究科
関連論文
- 道路空間の「公共性」に関する市民意識の日独比較
- 共同研究組織中間報告(2008年度) 交通施設整備に伴う地域変遷の実証的研究--堺市LRT整備をケースとして
- 富田林市における庁内でのGIS関連情報共有のための研究会活動の試み
- 教育用統計GISソフトの開発と町丁字単位の国勢調査データの配布に関する取り組み
- 共同研究組織中間報告(2009年度) 交通施設整備に伴う地域変遷の実証的研究--堺市LRT整備をケースとして
- 被災家屋解体撤去業務を支援するための帳票データベースの作成 : 中越地震における時空間情報システムを活用した自治体支援(4)
- 宮城県南郷町を事例とした地震被害を含む時空間データベースの構築と被災状況の分析 : 空間情報システムと自治体・防災情報環境の構築(6)
- 3次元CGの都市整備への応用 : 自治体での利用を想定して
- VRを用いたアーバン・インテリア空間構成と空間感覚評価に関する研究
- ライフラインシステムの防災性向上に道路空間が果たす役割とその整備課題
- 注視行動に着目したアーバン・インテリアの空間知覚に関する研究
- 5049 インターネット下における環境デザイン支援システムのための基礎的研究 : DAC98β版(www2.edd.osaka-sandai.ac.jp/〜civic/upload/j292.html)を契機として(建築計画)
- 拠点型官学連携施設の成果と課題に関する研究 : さかいLRT研究交流センターの活動記録に基づいて
- スペインでの事例調査に基づくLRT事業要件に関する考察
- フランスにおける都市交通体系の転換に関する考察