蓄電池残量に基づいたトラフィック集約による無線LAN-APスリープ制御方式の評価(ワイヤレスインターネット,マルチホップネットワーク,メッシュネットワーク,ネットワーク符号化,クロスレイヤ技術,無線通信及び一般)
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概要
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近年,トラフィック量が増大するモバイルデータに対するオフロード先として公衆無線LANサービスが注目され,無線LANアクセスポイントの設置数増大に拍車がかかっている.アクセスポイントには,商用電源から給電するための電源線が必要となるため,設置箇所が制限されることになる.しかし,アクセスポイントの電力を蓄電池と太陽光パネルで供給する場合,設置自由度を高め,適用領域を拡大することが可能となる.このようなアクセスポイントでは,電力枯渇しない運用安定性と,蓄電池と太陽光パネルの小型化の両立が求められるため,アクセスポイントの省電力化が大きな課題である.本稿では,蓄電池残量に基づいて複数アクセスポイントが連携してトラフィック集約を行うことによって,スリープ制御による省電力化効果を高める手法について評価し,その適用領域を明らかにしたので,その結果を報告する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-05-09
著者
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飯塚 正孝
日本電信電話株式会社NTTアクセスサービスシステム研究所
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後藤 弘明
日本電信電話株式会社NTTアクセスサービスシステム研究所
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秋元 守
日本電信電話株式会社NTTアクセスサービスシステム研究所
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黄 俊翔
日本電信電話株式会社NTTアクセスサービスシステム研究所
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