緩やかなインタラクションを重視した情報システム教育の実践
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概要
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情報システム学(*1)を体系的に学ぶ本学の情報システム学科では、学生たちに入学と同時に、情報システムの概要と関連する科目の結びつきを把握させるため、「情報システム」を前期の必修科目に配置し、その後の学習を円滑に進めるようにしている。学生たちが情報システムに関心を深め学修意欲を高めるため、ふたつの方策を基本にすえた。ひとつには教員からの一方的な知識を伝達する講義スタイルから学生との間に複数回の講義にまたがった"緩やかなインタラクション"を形成することで両者の間に関係性を構築すること、ふたつには学生にとって"言葉"に対するセンスを研くことが重要であるとの認識から、報告者らは大教室における授業において種々の取組を行った。その結果、学生による授業評価アンケートによれば採用前と比較し良好な結果が得られた。本稿では、同僚教員の授業ノウハウを積極的に採用しながら3年間にわたって実践した授業改善の取組状況と今後の課題について報告する。
著者
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