実証的視点から考察した認知症ケアの意義:高齢者福祉施設従事者の認知症ケアに関する調査結果から
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概要
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高齢化率が伸び、認知症を患う方が増えている現在、高齢者福祉施設においても同様に、認知症を患う方の利用が増えてきている。認知症を患う方が高齢者福祉施設で増加している中で、介護と同様に高齢者神経疾患である認知症ケアについても重点をおく必要性を感じ、2011年に高齢者福祉施設の認知症ケアの実態を明らかにする調査を実施した。実際に施設に勤務している職員から質問紙調査とインタビュー調査に協力して頂き、認知症ケアの現状を表出した。さらに2013年高齢者福祉施設において実践経験を積み、自身が経験している認知症ケアに関し考察を深めた。本研究では福祉や医療等の専門職の方々が行っている認知症ケアへの取り組みを明らかにする目的で2010年に実施した「高齢者福祉施設における認知症ケアに関する調査」の結果から実証的視点を通して考察を進める。
- 2014-03-31
著者
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