2100 高側圧下におけるコンクリートの変形・破壊特性に及ぼす最大骨材径及び歪み速度の影響に関する実験的研究(強度・力学的性質)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では,高側圧を受けるコンクリートの変形・破壊特性を明かにすることを目的として,異なる骨材の最大寸法を有する4種類のコンクリートに対して,40MPaまでの側圧下及び1με/s,10^2με/s,10^3με/sの歪み速度下での三軸試験を行った。その結果,いずれのコンクリートとも,側圧の増加につれ,脆性挙動から延性挙動に次第に移行するが,最大骨材径の高い程,または歪み速度の高い程,脆性から延性に移行するのに必要な最小側圧は大きくなることがわかった。また,異なる歪み速度及び高側圧下におけるコンクリートの強度,圧縮タフネス,軟化性状などを検討し,有用な基礎データが得られた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1999-06-21
著者
関連論文
- 繊維シート接着工によるトンネル覆工コンクリートの剥落対策設計法
- 分布クラックモデルによるコンクリートトンネル覆工のひび割れ性状及び破壊挙動に関する数値解析的研究
- 連続繊維シートの貼付によるコンクリート片の剥落防止効果に関する実験的・解析的研究
- 混合型有限要素不連続体解析法によるFRPシート補強コンクリート梁の破壊挙動シミュレーション
- CFRPシートの引張性状に及ぼす温度の影響
- PPP-BOTDAを用いた高分解能(10cm)かつ高速(10Hz)分布計測の実現
- ブリルアン分布計測におけるパルス・プリポンプ法の高精度化(光波センシング,光波制御・検出,光計測,ニューロ,一般)
- ブリルアン分布計測におけるパルス・プリポンプ法の高精度化(光波センシング,光波制御・検出,光計測,ニューロ,一般)
- ニューラルネットワークによる地震後のつり橋の時刻歴損傷同定手法の提案
- 曲線施工時における推進管の鋼製カラーの力学的挙動に関する研究