3048 溶接鉄筋網を用いた鉄筋コンクリート梁の疲労性状(曲げ,靱性,疲労)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
溶接鉄筋網を鉄筋コンクリート部材に適用した場合およびこれらの主鉄筋の継手方法を変化させた場合の疲労性状について実験的に検討した。その結果,溶接鉄筋網を用いた場合に疲労強度はかなり低下した。また,アーク溶接を採用した場合には抵抗溶接の場合に比べて疲労強度の低下の割合が大きかったが,コンクリート標準示方書での設計疲労強度50%下限値以上の強度を有していることが確認できた。さらに,主鉄筋同士の重ね継手を行わず,間隔をおいて溶接鉄筋網を配置する方法の採用による疲労強度への影響はほとんど見られなかった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1998-06-30
著者
関連論文
- 「材料設計支援システム研究委員会報告」
- 4 港湾荷役施設の地震被害と耐震性向上(地震と溶接構造物)
- 兵庫県南部地震での第二摩耶大橋の被害状況と地震応答解析
- 海洋環境下において劣化した鉄筋コンクリートの梁のAE特性
- 溶接鉄筋網の溶接方法の相違がコンクリート梁の疲労性状に及ぼす影響
- 溶接鉄筋網を用いた鉄筋コンクリート梁の疲労性状
- 建設材料のリサイクルの促進に関する運輸省の取り組み
- 港湾構造物のリハビリテーション
- 海洋環境(酒田港20年)に暴露したコンクリート梁の材料劣化が梁の力学性能に及ぼす影響
- RILEM/CIB/ISO International Symposium on Integrated Life-Cycle Design of Materials and Structures(ILCDES 2000)参加報告
- 海洋環境下におけるコンクリートおよび鉄筋コンクリートの長期的性状
- 港湾施設の維持管理
- [112] 曲面消波部材の弾塑性解析(構造一般)
- 3048 溶接鉄筋網を用いた鉄筋コンクリート梁の疲労性状(曲げ,靱性,疲労)
- 材料設計支援システム研究委員会報告(委員会報告)
- 2024 兵庫県南部地震での第二摩耶大橋の被害状況と地震応答解析(コンクリート構造の耐震補強技術 被災構造物の補修・補強)
- [169] 海洋構造物の各種接合部の載荷実験(接合部)
- 2001 鋼・コンクリートハイブリッド構造のL形接合部の力学特性(合成構造)
- [86] 曲面形状をした消波部材の力学的性状(コンクリート構造物の靱性向上・靱性評価II)
- 1010 海洋環境下におけるコンクリートおよび鉄筋コンクリートの長期的性状(耐久性)
- 2206 海洋環境下において劣化した鉄筋コンクリート梁のAE特性(非破壊試験)