1216 交流インピーダンス法による海岸暴露試験体の鉄筋腐食検査(非破壊試験)
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概要
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筆者らはこれまでに室内腐食実験結果を基に、交流インピーダンス法による鉄筋の腐食減量の推定方法を提案している。本研究では、松前、名古屋、沖縄県石川において暴露試験を行い、この方法の自然環境中での適用性を検討し、次の結果を得た。1)3年経過した名古屋(干満帯)の試験体には著しい腐食が認められ、同じく3年経過した松前(海岸大気中)の試験体には微小な腐食が観察された。2年経過した沖縄県石川(海岸大気中)の試験体には腐食は認められなかった。2)提案した方法により、各地点の試験体の腐食減量を良好に推定でき、適用性は高いと考えられた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1997-06-09
著者
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