1045 下水汚泥溶融球形粉体のモルタル・コンクリート用混和材料としての適用(セメント,混和材料)
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概要
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今後発生が増加し、有効利用が望まれている下水汚泥を溶融球形化した粉体にっいて、モルタル・コンクリート用混和材料としての特性面から評価した。これは球形を呈し、比表面積が低いために、水・混和剤の吸着が少ない材料であった。また石炭灰フライアッシュよりも晶質ばらつきが少なく、普通セメントの粒径に近づけることで、水量比100%以下となる傾向が伺えた。中性化進行度も石灰石粉末程度と予想され、モルタル・灘ンクリート用混和材料として、今後の用途展開が期待されるものであった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1997-06-09
著者
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浅田 信二
中外炉工業
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落合 寿昭
オルガノ(株) 総合研究所 環境開発部
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尾崎 正明
建設省土木研究所
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浅田 信二
中外炉工業(株)環境事業本部技術開発グループ
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田野崎 隆雄
薫秩父小野田(株)中央研究所
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