1221 合成構造沈埋函側壁コンクリートの施工と温度応力について(施工,舗装・ダム)
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概要
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大阪南港トンネルの建設は、鋼とコンクリートの合成構造による沈埋工法が採用されている。この沈埋函の側壁は、1m以上の部材厚を有するマスコンクリート構造であるので、セメントの水和に起因する温度応力によるひび割れを検討する必要がある。本報告は、この温度応力と直射日光による鋼殻の熱膨張の影響を考慮した事前検討とこれを反映した施工と計測結果について記述したものである。さらに、この計測結果を温度応力解析に適用し、比較検討を行った。その結果、合成構造マスコンクリートに関する温度応力の評価と日射への対策工の効果を得た。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1996-06-17
著者
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