1189 格子状連続炭素繊維補強材の引張強度と交差部強度に関する研究(連続織維(材料))
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概要
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本研究では、最初に炭素繊維を使用した径の異なる4種類の太径の格子状連続繊維補強材の引張試験を行い、次にコンクリートプロヅクを用いた引抜き試験による交差部強度試験を行った。その結果、補強材の径が大きくなるほど引張強度は小さくなり、寸法効果の存在することが確認された。一方、交差部強度についても寸法効果は存在するが、径が小さいと交差部における繊維の積層数が少ないため、反対に強度が低下することがわかった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1996-06-17
著者
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関島 謙蔵
清水建設(株)技術研究所先端技術開発部新素材グループ
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久原 高志
清水建設(株) 土木事業部 技術第四部
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関島 謙蔵
清水建設(株)技術研究所未来技術研究部新素材グループ
-
林 耕四郎
旭硝子マテックス(株)技術・開発部技術開発グループ
-
新明 正人
日本大学大学院理工学研究科土木工学専攻
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