A-1 非定常状態における温冷感予測に関する研究 : 代謝量が変化する過程への2次元温冷感マップの適用可能性(セッションA シミュレーション・モデル評価1)

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概要

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非定常状態での温冷感を生理量から予測することを目的として、椅座安静条件の被験者実験から得られたデータを基に、平均皮膚温とその変化率を2軸とする平面上の温冷感マップを提案した。これまでに、この温冷感マップを用いることで、椅座安静条件での非定常状態における温冷感を再現できることを示している。本報では、代謝量が変化する過程を含む纐灸者実験を行い、得られた皮膚温変動にマップを適用した。その結果、代謝量の変化と同時に環境条件が変化する過程においては、温冷感申告値の傾向を再現することができた。しかし、代謝量のみを変化させる過程では、歩行中及び歩行終了直後における温冷感申告値の傾向を再現できなかった。特定部位の皮膚温が全身温冷感に及ぼす影響や、マップ端部での温冷感予測直に検討の余地が残されている。
人間-生活環境系学会の論文
2010-11-22

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