点字書籍の利活用支援システム(学習データの蓄積と利活用支援/一般)
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概要
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これまでに作成された古い点字図書は,電子化されず,点字が浮き出た凸点の状態で保存されているため,現状の保管状況では,劣化と保存場所の確保という問題をかかえている.点字を電子化し再利用可能な形でアーカイブできれば,有効性が高まる.また,電子化された点字図書であっても,仮名表記の点字であれば読める者は多いが,数式や化学式,楽譜など専門的な記号を読むことには難がある.これら既存電子点字図書に,墨字(すみじ:健常者が読める通常の印刷文字)情報を,自動的に付加しアーカイブすることで,保管上の管理も容易になり,利用価値が高まる.本件では,点字図書の電子化における利活用可能なアプリケーションを開発したので,ここに報告する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-03-22
著者
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