H形鋼柱はり接合部の復元力特性定式化に関する研究
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概要
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柱はり接合部の耐力はパネル板が分担するせん断力と柱はり間で直接伝達される局部モーメントにより構成されるという考えから、後者の特性を明確にするという目的ではり型試験体の載荷実験を行ってきた。前報ではこのはり型試験体の性状に対するウェブの影響を調べるとともに、極限解析に基づく最大耐力評価法を提案した。本論文では、はり型試験体の性状に対するフランジ板厚の影響を報告するとともに、はり型試験体の復元力特性の定式化とそれを基にした柱はり接合部の復元力特性の定式化を行い、実験結果との対応を検討した。
- 一般社団法人日本建築学会の論文
- 1991-03-15
著者
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