1008 硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験の不確かさに影響する因子について(骨材)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
一般に試験結果には試験器具精度および試験者等のばらつきが包含されている。そこで,国際標準化機構では測定結果の表現のルールを示す国際文書(GUM)を出版し,測定のばらつきを測定の不確かさとし試験結果と共に試験報告書に表記し信頼性を示すこととしている。本論文では骨材試験のうち硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験結果に影叡ばらつき)を与える因子(不確かさの因子)の中で大きく影響を及ぼす因子を明確にした。その結果,試料の準備(ふるい分け作業)が測定の不確かさに大きく影響することが判明した。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2008-07-30
著者
-
山中 誠
共和コンクリート工業(株)技術研究所
-
高野 智宏
共和コンクリート工業株式会社技術研究所試験グループ
-
手代木 賢治
共和コンクリート工業株式会社技術研究所試験グループ
-
寺田 哲美
共和コンクリート工業株式会社技術研究所試験グループ
-
山中 誠
共和コンクリート工業株式会社技術研究所試験所
関連論文
- 共和コンクリート工業(株)技術研究所
- 1008 硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験の不確かさに影響する因子について(骨材)
- 1007 JIS A 1121「ロサンゼルス試験機による粗骨材のすりへり試験方法」の不確かさの推定に関する一考察(骨材)