3134 曲げ破壊型RCはりの耐衝撃設計法に関する研究(疲労・衝撃)
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概要
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衝撃荷重を受ける鉄筋コンクリートはりの耐衝撃設計を目的として,重錘の衝突速度,試験体の支間長,重錘質量をパラメータとした重錘落下試験を実施した。試験の結果,衝突速度と最大応答支点反力は極めて強い線形関係であることが判明し,本試験で対象とした速度1.0〜7.Om/secの範囲では,衝突時の曲げ剛性は一定であり,引張コンクリートを無視したRC断面の剛性であることも把握した。本論文では,力学的エネルギー保存則によって,衝突速度から最大応答支点反力の算定の可能性があることを示し,最大応答変位の算定にエネルギー一定則の適用が有用であり,残留変位の算定も可能であることを示した。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2007-07-30
著者
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山田 岳史
(株)神戸製鋼所 機械研究所構造強度研究室
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岩波 光保
(独)港湾空港技術研究所 構造強度研究室
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山田 岳史
(株)神戸製鋼所
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山田 岳史
(株)神戸製鋼所機械研究所構造強度研究室
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白根 勇二
(独)港湾空港技術研究所構造強度研究室
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白根 勇二
(独)港湾空港技術研究所構造強度研究室:前田建設工業(株)
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竹ヶ鼻 直人
(株)神戸製鋼所機械ヱンジニアリングカンバニー鋼構造本部鉄構・砂防部
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