1041 高炉スラグ微粉末を用いたビーライトセメントコンクリートの耐硫酸性(混和材料)
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概要
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火山地帯周辺などに存在する酸性硫酸塩土壌にコンクリート構造物を建設した場合,コンクリートは化学的侵食を受ける可能性がある。本研究では,ビーライト系セメントと高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの硫酸浸せき試験を実施し,結合材による化学的侵食の抑制効果を検討した。その結果,硫酸の濃度により侵食の程度が異なること,およびこれらの結合材を用いたコンクリートは硫酸による侵食を抑制できることがわかった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2007-07-30
著者
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名和 豊春
北海道大学大学院工学研究科
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名和 豊春
北海道大学
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吉田 行
土木研 寒地土木研
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渡辺 宏
日鐵セメント
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田口 史雄
土木研究所寒地土木研究所
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吉田 行
土木研究所寒地土木研究所耐寒材料チーム
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田口 史雄
土木研究所寒地土木研究所耐寒材料チーム
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田口 史雄
北海道開発土木研究所構造部材料研究室
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