2108 超高強度コンクリートを使用したRC部材のせん断伝達メカニズムに関する研究(高強度コンクリート(構造))

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概要

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強度120N/mm^2クラスの超高強度コンクリートを使用した鉄筋コンクリート部材では,外乱を受けると,荷重一変形関係において正・負で骨格曲線の対称性が崩れ,現状の復元力特性モデルが適用できなくなることが指摘されている。その主要因はひび割れ発生時に,コンクリート中の骨材とモルタルが一体となって割れ,ひび割れ面が平滑になることにあると考えられる。本研究では,こうした問題を解決するために,ひび割れ面が平滑になった場合のせん断伝達メカニズムを明らかにするとともに,超高強度鉄筋コンクリート部材の骨格曲線の対称性を維持するために必要な補強方法を提案する。
公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
2006-07-30

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