1346 硫黄固化体の疲労特性に関する実験的研究(新材料・新工法(材料))
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概要
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硫黄結合剤,高炉スラグ,フライアッシュを骨材とする硫黄高炉スラグ固化体(通称SSC)は,打設後数時間で高強度コンクリート並みの強度を発現し,また水中でも強度が変化しないといった特徴を持ち,水中構造物への適用が期待されている。そこで本研究ではSSCの実用化に向けて,SSC円柱供試体に対する圧縮疲労試験を行った。その結果,気中及び水中において圧縮強度がほぼ変わらないという結果が得られた。また,繰り返し載荷による供試体内部の温度上昇が確認され,温度上昇を加味した評価手法の提案を行った。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2006-07-30
著者
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