2251 乾式吹付け工法により断面修復されたRC柱の耐震性能(補修・補強(構造))
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概要
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断面修復された鉄筋コンクリート部材の場合,母材コンクリートと修復材との界面を有するため,地震動のような正負交番繰返し荷重の作用を受けると耐震性能が低下する恐れがある。そこで,ポリマーセメントモルタルを使用した乾式吹付け工法により断面修復された既存の鉄筋コンクリート柱を対象に,基本的な耐震性能の評価を行った。その結果,正負交番繰返し載荷による界面の割裂現象は観察されるものの,耐震性能は健全で無修復の場合と同程度確保されることが確認された。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2005-06-25
著者
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宮内 克之
福山大学 工学部 建築・建設学科
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宮内 克之
香川職業能力開発短期大学校住居環境科
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宮内 克之
福山大学工学部建築・建設学科
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宮内 克之
四国職業能力開発大学校住居環境科
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黒石 吉孝
(株)クリテック・ジャパン
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