1305 北陸地区における施工後15年を経た各種電気防食工事の評価報告(維持管理)
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概要
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本論文は,北陸地区に施工後15年経過した4つの電気防食工法(帯状陽極方式,導電性塗料方式,チタンメッシュ方式,流電陽極方式)における復極量,防食電流(発生電流),コンクリート抵抗率,陽極システムの性能を調べた。9年後までの報告では,各電気防食工法において復極量100mVが確保され,良好な防食状態にあった。しかし,15年経過した現在,復極量100mVが確保できない箇所が現われはじめた。この原因として陽極システムを構成する2次電極や仕上被覆材など副材の劣化の可能性があり,さらに詳細な調査が必要であることが確認された。
- 2005-06-25
著者
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荒本 貴司
道路公団
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朝倉 功
日本道路公団北陸支社金沢管理所改良二課
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野村 昌弘
(株)クエストエンジニア
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五寳 光基
日本道路公団北陸支社金沢技術事務所技術指導課
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荒本 貴司
日本道路公団北陸支社保全部保全第二課
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