1318 光ファイバーセンサーを用いたPCグラウトの新しい充填管理手法(非破壊検査・診断)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では,PCグラウトの水和熱によって生じるシース管の温度上昇を利用し,シース管表面に巻きつけた光ファイバーによってPCグラウトの充填度で異なると予測されるシース管表面の温度上昇の違いをモニタリングできるか実験的に確認した。なお,実験で使用した温度測定器は光ファイバーに生じる温度分布を連続的に計測できるものである。実験は,シース管径,充填度,かぶりおよびシース管の材質をパラメータにして行った。実験の結果,温度上昇位置と充填度の違いによるシース管表面の温度差を分布型光ファイバーセンサーによってモニタリングできることが分かった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2004-06-25
著者
関連論文
- 構造体コンクリートの品質確保のための受入れ検査に関する基礎的検討
- 火害を受けたモルタルの耐久性に及ぼす再養生条件の影響 (安全で快適な都市システムの実現をめざして(ICUS))
- 繊維補強モルタルへの廃棄物とリサイクル材料の活用
- 被災構造物の安全・簡易・迅速復旧工法の開発(その3) : −実構造物への展開可能性−
- 被災構造物の安全・簡易・迅速復旧工法の開発(その2) : −付着特性が補強後のせん断耐力に及ぼす影響−
- 迅速復旧工法開発のためのTST-FiSHの基礎物性と補修効果の実験的検討
- ドライミクストコンクリートの含水量測定システム
- ひび割れ内部の水分挙動に関する実験的検討
- ドイツにおける劣化診断技術の展開
- 連続シートで補強された部材のじん性率照査式に関する検討
- 連続繊維補強材を用いたコンクリートに関する第4回国際シンポジウム
- 光ファイバを用いた変形計測用センサ : コンクリート構造物への適用事例
- ニューラルネットワークを用いたPCグラウトのレオロジー評価
- 光ファイバを用いたコンクリート構造物のひずみ管理に関する基礎的研究
- 94 工学部における導入ゼミナールの試み(工学教育の個性化・活性化IV,第24セッション)
- ゴムチップの混入量が廃棄物を多量に含んだコンクリートの基礎物性/環境負荷に及ぼす影響
- 1111 高温加熱を受けたモルタルの耐久性に濠ぼす再養生条件の影響(耐久性一般)
- 1278 ひび割れを有する鉄筋コンクリート壁部材の光ファイバによるモニタリング(非破壊検査・診断)
- 2192 ニューラルネットワークを用いたPCグラウトのレオロジー評価(施工)
- 1166 各種要因がPCグラウトの充填性に及ぼす影響(舗装)
- 1296 非破壊検査手法を用いた既設PC桁の調査(非破壊検査・診断)
- 1178 PCグラウトの充填性に影響を与える各種要因に関する基礎的研究(施工)
- 1318 光ファイバーセンサーを用いたPCグラウトの新しい充填管理手法(非破壊検査・診断)
- 1299 鉄筋コンクリート梁の疲労特性評価に関する基礎的研究(維持管理)
- 1004 高強度フライアッシュ人工骨材を用いたコンクリートの破壊性状に関する研究(骨材)
- 3257 連続繊維シートで補強された部材のじん性率照査式に関する検討(耐震補強)
- 1312 超音波法によるコンクリート内部空洞の可視化法(非破壊検査・診断)
- 1096 光ファイバを用いたコンクリート構造物のひずみ管理に関する基礎的研究(非破壊検査・診断)