1318 光ファイバーセンサーを用いたPCグラウトの新しい充填管理手法(非破壊検査・診断)
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概要
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本研究では,PCグラウトの水和熱によって生じるシース管の温度上昇を利用し,シース管表面に巻きつけた光ファイバーによってPCグラウトの充填度で異なると予測されるシース管表面の温度上昇の違いをモニタリングできるか実験的に確認した。なお,実験で使用した温度測定器は光ファイバーに生じる温度分布を連続的に計測できるものである。実験は,シース管径,充填度,かぶりおよびシース管の材質をパラメータにして行った。実験の結果,温度上昇位置と充填度の違いによるシース管表面の温度差を分布型光ファイバーセンサーによってモニタリングできることが分かった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2004-06-25
著者
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