3108 横補強筋を用いてプレストレスを導入する鉄筋コンクリート柱要素のひずみ分布性状(プレストレストコンクリート・プレキャストコンクリート)

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概要

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鉄筋コンクリート柱は,柱軸直交方向に配された横補強筋にて拘束されることにより強度・靭性が向上する。このような効果は拘束効果と呼ばれ,能動的に得られるものと受動的に得られるものの2種類がある。本研究は,横補強筋により主に能動的に横方向拘束される鉄筋コンクリート角型柱の微小要素をモデル化し,内部応力状態を実験より直接計測し検証することを目的として要素実験を行った。結果,拘束される断面の平面ひずみ分布は一様なものではなく位置によって異なる分布となることが認められた。また,有限要素法による3次元弾性解析は実験結果と良好な対応を示した。
公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
2001-06-08

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