A Review of Selected Behavioral Treatment Programs Designed to Reduce Communication Apprehension, Inhibition and Avoidance(CAIA)(展望)
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概要
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コミュニケーション・スキルの改善は現在の日本社会における社会的要請であり,それに応えるべく文部省は学校教育において日本人学生のコミュニケーション・スキルの改善を目標とすることを勧告している。しかしながら日本人の一部がコミニュケーション上の障害を抱えている事実は、コミニュケーション・スキルのプログラムの導入に当たって問題となる。この論文はコミニュケーション障害の同定や治療に関わる研究の主要部をコミニュケーション不安・抑制・回避(CAIA)と定義した。 CAIAはコミニュケーション上の障害の研究と治療を取り扱う分野間を統一する包括的な概念として使用された。日本ではコミニュケーション教育が歴史的に欠落していために,コミニュケーション障害を扱う行動的技法の多くは日本では比較的知られていない。この論文では,スキル欠損のゆえにコミニュケーション上の問題を抱えた学生のために作成されたレトリック療法を中心として米国のプログラムを展望し,CAIAの測定法について簡単な説明を行った。
- 一般社団法人日本認知・行動療法学会の論文
- 1999-03-31
著者
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Charles B.Pribyl
Department of Foreign Languages, Hokuriku University
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Masahiro Sakamoto
Department of Foreign Languages, Hokuriku University
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James A.
Department of Communication, University of Northern Colorado
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