RTM法を用いたマイクロ波吸収効率に対する局在波効果
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概要
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マイクロ波照射による各種実験機器の高機能化を実現するには,電磁波吸収材の形状と設置位置が重要であることが知られている。本研究では、マイクロ波照射中も照射対象の様子を観察できる観察導波管を用いて、電磁波吸収材の温度上昇からマイクロ波吸収効率の場所依存を明らかにする。また、得られた実験結果から局在波の抽出が可能な新しい数値解析方法である逐次伝達法(RTM)を用いて解析することで、吸収の場所依存性の原因が局在波の存在にあることを明らかにする。この技術を用いると局在波と進行波を分離して、マイクロ波吸収のメカニズムを解析することができ,実験装置の一層の効率化を実現できる可能性がある。
- 2012-12-06
著者
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