E級電力増幅回路のEPWM送信機への応用に関する一検討
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概要
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E,F級などのスイッチング増幅器はPAEが優れているが,非線形である.このアンプをOFDMなどの線型変調へ適用することが可能なアーキテクチャにEERの一種とも言えるEPWM(envelope pulse width modulation)がある.EPWMには,入力RF信号をギルバートセル等により包絡線信号のPWMパルスでスイッチングをする方法とドレーンのDCバイアスをスイッチングさせる方法の2つがある.これまでは,入力RF信号をスイッチングする回路が主に提案されているが,十分なPAEあるいはドレーン効率が得られているとは言い難く,EPWM時にE級動作として適切なドレーン電流・電圧波形が得られているかどうかの確認がなされていない.本研究では,E級増幅器にEPWMを適用したときの波形とドレーン効率を明らかにする.この結果,ドレーンのDCバイアスをスイッチングさせたときが入力RF信号をスイッチングさせたときよりドレーン効率が大きいことが確認できた.
- 2012-12-06
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