組み込みシステムにおけるBCH符号の汎用エンコーダの開発(誤り訂正符号,一般)
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概要
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フラッシュメモリに高速にデータを記録する組み込みシステムにおいて,誤り訂正に利用するBCH符号のパリティはそのコントローラ内蔵の専用回路で生成する.しかし,適用するフラッシュメモリのベンダや世代で誤り特性は異なるため,様々な符号長と訂正ビット数に対応することが求められている.そこで,パイプライン型の積和演算器に対して,外部RAMに格納した生成多項式とパリティ多項式の係数ビット列を入出力するアーキテクチャに基づくBCH符号の汎用エンコーダを開発した.本アーキテクチャは,従来方式と比べてRAM容量に応じて任意次数の生成多項式に対応することができ,高速な符号化回路の設計が従来方式より容易になる.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2012-09-20
著者
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石川 篤
(株)日立製作所raidシステム事業部
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小川 純司
(株)日立製作所システム開発研究所
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高谷 幸宏
株式会社 日立製作所 横浜研究所
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水島 永雅
株式会社 日立製作所 横浜研究所
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小川 純司
株式会社 日立製作所 横浜研究所
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石川 篤
株式会社 日立製作所 情報・通信システム社
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