法の非対称性 -予備的考察-
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概要
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本論では,「発話の力」という視点から法性が示す非対称性を説明する試みを行う。具体的には,英語の命令文がいわゆる「描出話法」のもとで補文への埋め込みが可能であることを議論する。抽出話法という環境では,2つの相異なる発話の力が「発話行為の合成」と呼ぶ理論的装置により単一の発話行為に統合されることを提案する。本論の分析の帰結として,根文の埋め込みが可能かどうかに関する,これまで指摘されなかった新しい事実を提供する。
- 尚絅大学の論文
- 2010-03-31
尚絅大学 | 論文
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