千鳥格子バリアを用いた偏光照明制御による大型裸眼立体表示(立体映像技術一般)
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概要
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偏光3D表示のFPR (Film Patterned Retarder)液晶パネルを照明光フィルタおよび左右画像表示ディスプレイとして使用する、バックライト照明制御型の裸眼視差画像表示システムにおいて、集光フレネルレンズに併置した千鳥格子状のパララックスバリアと、縦方向集光レンズを用いることにより、左右眼分離と照明均一性を向上させた、大型(47インチ)立体表示を実現した。千鳥格子パターンは、斜めバリア配置時の、ドット位置ずれによる集光ボケや、周期パターンによる照明不均一を改善し、また、縦方向集光のフレネルレンズは、一次元拡散板の、上下への光拡散による影響を低減した。結果として、左右眼照明分離性能と、光効率の向上が、同時に実現され、両眼明視域を拡大した、高精細な裸眼での立体感表示が可能となった。
- 2013-10-16
著者
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潮 嘉次郎
(株)ニコン
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市原 裕
(株)ニコン
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三宅 信行
(株)ニコン
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潮 嘉次郎
(株)ニコン コアテクノロジーセンター
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山広 知彦
(株)ニコン コアテクノロジーセンター
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杉山 喜和
(株)ニコン コアテクノロジーセンター
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