学生による木目金伝統工芸の再現
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概要
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学生の提案した製作手法による日本の伝統工芸である木目金の製作再現を行った.提案手法では,銅およびアルミニウムからなる積層板の拡散接合が用いられた.成形工程において,積層板は鉄鋼または二酸化珪素パンチによって押しつけられ,続いて成結晶温度以上に加熱され,数時間保持された.実験において,押し付け荷重p,加熱温度Tおよび加熱保持時間tが調査された.その結果,p=4MPa, T=540℃, t=1.5h以上で積層板の接合が確認された.学生によって提案された手法によって,木目金の製作再現を完成することができた.
- 2013-10-31