1-2 近赤外光を用いた脳計測システム(NIRS装置)(1.産学と病院の取組み,<小特集>医用電気機器実用化への最前線)
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概要
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近赤外分光法Near Infrared Spectroscopy (NIRS)は,波長800nm付近の近赤外光を生体に照射して数cm離れた場所で光を計測し,生体のヘモグロビンに関連した値を計算するシステムである.脳研究ではイメージングの装置が広く用いられているが,NIRS開発は日本が世界をリードしてきた.今回NIRS装置をIEC国際規格に申請し,日本人がプロジェクトリーダーとなった.現在コミッテイドラフト(CD)の投票待ちである.NIRS装置の概要と,IEC申請の経緯と現状を報告する.
- 2013-09-01
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