動き補償型フレームレート変換における視覚特性を考慮した映像処理技術
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概要
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動き補償型フレームレート変換では,高品位な動画画質を得るための鍵となる高精度な動きベクトル検出の演算量を減らすことが大きな課題となっている.本論文では,動きベクトル検出高精度化アプローチに加えて,動きベクトル誤検出による映像ノイズ (破綻) の抑圧に焦点をあて,人間の動画視聴シーンにおける効果的な破綻抑圧手法を検討する.提案手法により,回路規模の増大を抑え,高品位な動画表示を実現することが可能となる.実験において,PSNR,SSIM,及び動画の主観評価において,本技術の優位性を確認した.
- 2014-01-16
著者
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中嶋 満雄
(株)日立製作所家電研究所
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浜田 宏一
(株)日立製作所中央研究所
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福田 伸宏
日立製作所横浜研究所
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荻野 昌宏
日立製作所横浜研究所
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福田 伸宏
(株)日立製作所コンシューマエレクトロニクス研究所
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荻野 昌宏
(株)日立製作所横浜研究所
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福田 伸宏
(株)日立製作所横浜研究所
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高野橋 健太
(株)日立製作所横浜研究所
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