小学生の理科に対する意識は : 小学生は理科が好き
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
小学生は本質的に理科(実験)が好きであり,関心を持っている。理科実験を行い自然現象が理解でき,成功したという「達成感」・「充実感」を経験すると,理科への興味を高校生(大学生)まで持ち続けることができる。理科への関心を高校生まで持続しても,理系への進路希望は中学生で40%,高校生で約25%に減少する。子どもは地球環境などの自然現象に深い関心を持っており,学年の進行とともに,理解する内容に深化が見られる。子どもの理科への関心度は,親の理科(科学・技術)への関心度によって左右される。親が理科に関心を持ち,親子での対話がある子どもは「理科」が好きである。
- 日本理科教育学会の論文
- 2013-03-15