高有機溶媒親和性グラフェン誘導体の開発(作製・材料,有機デバイス全般・一般)
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概要
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有機溶媒に親和性の高いアルキル置換グラフェン誘導体を、簡便に合成することを目的として、酸化グラフェンを原料とする新規合成法の検討を行った。アルキルトリクロロシラン(R-SiCl3,R=C4H9,C18H37)と酸化グラフェンを嫌気下脱水テトラヒドロフラン中で反応させることによって合成を行い、FT-IR及びXPSによってアルキル鎖が付与されていることを確認した。合成したグラフェン誘導体は付与したアルキル鎖が長くなるほど、比誘電率の低い溶媒に分散し続けることが分かった。
- 2012-10-10
著者
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内野 聖子
佐賀大学 理工学部 機能物質化学科
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坂口 幸一
佐賀大学大学院 工学系研究科 循環物質化学専攻
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藤戸 昭徳
佐賀大学 理工学部 機能物質化学科
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江良 正直
佐賀大学大学院 工学系研究科 循環物質化学専攻
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大竹 亜紗美
佐賀大学大学院工学系研究科
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藤戸 昭徳
佐賀大学大学院工学系研究科
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内野 聖子
佐賀大学大学院工学系研究科
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明渡 邦夫
株式会社豊田中央研究所
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藤戸 昭徳
佐賀大学大学院
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江良 正直
佐賀大学大学院
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坂口 幸一
佐賀大学大学院
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内野 聖子
佐賀大学大学院
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