言語流暢性検査における内在語彙生成の質的検討 : 英語、日本語、アラビア語、タイ語における比較言語による分析(感情・評価・態度)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では言語、文化的背景の違いを超えて、異なる言語の母語話者間で共通の内在語彙を保持しているかを分析することを目的としている。今回、異なる3言語話者の母語(日本語、アラビア語、タイ語)と第二言語である英語において、言語流暢性検査(Verbal Fluency Test)を施行した。そこで、母語と第二言語の音声語彙生成にどのような特徴性があるかを質的に語彙の種類の相違から検討した。今回の研究の結果、音韻流性課題において、共通に出現した語彙は少なく、特にカテゴリー流暢性課題においては、個別言語間の文化的背景に寄与した内在語彙表出に顕著な特徴性がみられた。
- 2012-10-20
著者
関連論文
- 日本人英語学習者の冠詞聴取にかかわる音響的要因
- 日本人英語学習者における冠詞聴取の困難要因
- 一般教養教育における PBL (Problem-based Leaning) : 学生による報告
- 一般教養教育における PBL (Problem-based Learning) : 学生による報告
- 一般教養教育における PBL (Problem-based Learning) : 学生による報告
- A10. 英語読解速度・語彙力とTOEICスコアの関連性の分析 : 日本人英語学習者におけるリスニング力とリーディング力の上達要因(研究発表,日本音声学会創立80周年記念式典・第20回全国大会発表要旨)
- 言語流暢性検査における内在語彙生成の質的検討 : 英語、日本語、アラビア語、タイ語における比較言語による分析(感情・評価・態度)