「初年次教育」の組織的な定義と支援の現状 : 国立大学法人・長崎大学の事例から(<特集1>初年度教育の実践と課題,第一回大会特集)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
長崎大学では,大学として組織的に初年次教育の方針を定義し,その支援を推進する機関として大学教育機能開発センターに「初年次教育研究開発部門」を設置した。本稿では,まず長崎大学が国立大学から国立大学法人に移行するまでのプロセスで経てきた教育改革の文脈を基礎としつつ,その条件下で初年次教育にどのような意味をもたせたのかについて説明する。次に,「初年次教育研究開発部門」が初年次教育に対して具体的にどのような実践もしくは支援をしているかについて,その取り組み(経験)を述べる。そのうえで,組織的に初年次教育が行われる意味及びわが国における初年次教育研究が考慮すべき視点について長崎大学での事例を通して考察する。
- 日本リメディアル教育学会の論文
- 2006-03-31
著者
関連論文
- 初年次教育を創る、を促す(第1部 講演,初年次教育の課題-大学学習法の実践を通して(第11回全学FD))
- 遠隔講義システムにおける教育の可能性 : 全学教育人文社会科学科目「社会と歴史」授業実績研究から考えたこと
- 「初年次教育」の組織的な定義と支援の現状 : 国立大学法人・長崎大学の事例から(初年度教育の実践と課題,第一回大会特集)