位相シフト型光単側波帯変調における高域通過型ヒルベルト変換器の効果に関する検討(【光通信機器】光変復調方式,多値光変復調,コヒーレント光通信,非線形・偏波問題,分散補償デバイス,光信号処理,光測定器,光通信用ディジタル信号処理,光通信計測,光通信用LSI,誤り訂正,一般)
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概要
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光単側波帯変調は,信号の占有帯域幅が通常の変調方式の約半分で済むため,周波数利用効率の向上が期待できる.一方で,信号の形式によってはピーク・平均電力比(PAPR)が大きくなるため,変調度に制限が生じたり,光ファイバ中での非線形現象により波形が歪んだりすることが懸念される.光SSB変調信号のピーク電力は,変調時に使用するヒルベルト変換器の特性によって発生する.本報告では,PAPRを改善するために,ヒルベルト変換器の特性を調整することを提案する.ヒルベルト変換器の振幅特性を高域通過型特性とすることで,信号変調度の改善と,光ファイバにおける非線形歪みを改善できることを報告する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2012-07-19
著者
-
一條 義明
山形大学大学院理工学研究科
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高野 勝美
山形大学工学部
-
高野 勝美
山形大学大学院理工学研究科電気電子工学専攻
-
高野 勝美
山形大学大学院理工学研究科
-
Sampath K.
山形大学大学院理工学研究科
-
及川 幸一
山形大学大学院理工学研究科
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