米国ジョージア州でのレディネス・テストの運用効果 : Georgia Work Readyの現状と課題
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概要
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経済開発に積極的に取り組んできた米国ジョージア州では、2006年からACT社のWork Keysを利用したGeorgia Work Readyというレディネス・テスト(職業準備テスト)を大々的に導入している。本稿ではそのレディネス・テストの導入が労働力の質向上にどのような効果を与えたかに注目した。その背景を理解するためにまず同州の経済開発と労働力投資委員会、ワン・ストップ・キャリア・センターでの就業支援、公共職業訓練などの状況を紹介した。その後で、Georgia Work Readyの運用実態についてふれ、特に、労働需要側である企業での活用事例からレディネス・テストの導入効果を検証した。つまり、採用コストの削減、定着率の向上、内部昇進者の増加などの効果が確認された。
- 日本産業教育学会の論文
- 2012-01-31