タキーレ島の編・織文様と生活文化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
南米ペルーにあるタキーレ島にはインカの末裔であるケチュアの人々が農業と編物・織物を中心とした暮らしをしている。島民は数十年前まで陸からほぼ孤立し、独自の文化を守り続けてきた。彼らの製作する編物や織物には親から子へと受け継がれてきた伝統的な文様が表現されている。その文様は彼らが日常的に身に付ける帯や帽子に配されており、農業に関連した畑、鳥、星、祭等の図柄が多く見られる。それらの文様は畑仕事のよりどころとして、星の位置や鳥の行動に播種や収穫の時期を予想し、年中行事の祭祀に豊作祈願や感謝をするという、農業を最も重要視する彼らの生活様式を象徴している。
- 2013-03-01
著者
関連論文
- 女子学生の身体に対する意識と着装の工夫--1992年と2006年の対比
- 就職活動用衣類と業種の適合性に関する女子学生の意識
- (研究報告)タキーレ島の衣生活とその背景
- 日本と日系アメリカの高齢女性の着装意識と実態の比較
- 小学生のおしゃれ意識
- 仮装と心理 : 自己評価と他者評価
- 就職活動用衣服の着用意識における女子学生と面接者の対比
- 仮装と心理
- 明治・大正・昭和前期の学童の衣生活とその背景(第7報)
- 明治・大正・昭和前期の学童の衣生活とその背景 (第6報)
- 明治・大正・昭和前期の学童の衣生活とその背景 (第3報)
- 明治・大正・昭和前期の学童の衣生活とその背景 (第1報)
- タキーレ島の編・織文様と生活文化