仮装と心理
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概要
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実際に「1日仮装」を行った大学生34名に対して仮装後にアンケート調査を実施し、仮装による気分の変化について考察した。調査内容は、何に仮装したか、その理由と衣装および道具、仮装時の気分、性格などである。仮装時の気分については楽しかった、陽気になった、活動的になった、無邪気になったなどへの反応が多く、弱気になった、真面目になった、臆病になったなどへの反応は少なかった。これらの反応の平均評定値を因子分析した結果、陽気、臆病、安心の3つの基本因子が抽出された。各因子の因子得点をもとにクラスター分析を行い、被験者を4つのグループに分け、それぞれのグループの特徴を明らかにした。また各因子の因子得点と性格評定値との間で相関分析を行った結果、陽気の因子と好奇心および情報要求、安心の因子と自己顕示欲の間に統計的な有意性が見られた。
- 文教大学の論文
- 1998-12-20
著者
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