地域建設業における組織間関係に関する一考察 : 高知県の事例をもとに(24年度第4回研究会 技術と新事業創造)
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概要
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現在、日本の建設産業は大きな環境の変化の中にあり、従来の公共事業のみによる維持・存続から、能動的な戦略立案が求められる時代となりつつある.その状況は地域の建設業も同様であり、さらに顕著である.本稿では、経営資源の乏しい地域建設業が、他組織との組織間関係を形成する事により自立化を図る事例を考察するとともに、その背景や要因を論究する.組織間関係論は、資源依存パースペクティブにより発展したマクロの組織論である.地域建設業の組織間関係を経営資源の結びつきから考察する事により、その源泉である地域建設業のもつ紐帯を明らかにする.それにより、地域建設業のみならず地域産業における組織間関係形成への示唆を導出する.
- 2013-03-14
著者
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