看護師によるプレパレーションの実践が医師の認識に及ぼす影響
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概要
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看護師がプレパレーションを実践しながら、採血を行う医師に対して教育的要素を含めた意識的に関わる取り組みを行うことで、医師のプレパレーションに対する認識や看護師との協働に対する意識に、どのような影響を及ぼすかを明らかにした。取り組み前後で面接を行い、カテゴリーの抽出を行って比較検討した。プレパレーションに対する医師の認識は、1回目の面接では【知識がない】が【想像はできる】という状況であったが、取り組みから1ヶ月後の面接では【自分なりに理解する】【大切さを知る】【自分でもできると気づく】【自分なりにやってみる】という状況に変わっていた。採血場面で大切にしていることでは1回目の面接では【時間を気にする】【医師の仕事を全うする】【子どものことを気にかける】を挙げていたが、1ヶ月後には【状況との交渉】を行い【家族の付き添いへの認識が変わる】という変化がみられた。
- 2013-03-20
著者
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