死生観の教育と癒しの未来像(ミニ・シンポジウム)
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概要
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現代の死生観の教育では、死んだ後の次の世界を感じさせるものはぼやかして言う事が大半である。その為現世中心主義、物質中心主義の考え方が蔓延しているものと考えられる。本発表では、死生観に関する教育の中に、かつて、サーンキャ哲学や、ギリシャ哲学、仏教哲学に記されていた「五大」循環の思想を取り入れるとどのような事になり得るかという事を論じていく。人も大きな自然の中にいるから、今汚している自然は結局自分に帰ってくるし、自分の体に肉や酸化した油などを日常的に入れていると、病気になる可能性が高まるという事を、徹底的なダイエタリービーガンにより末期の卵巣癌が治った事例から問いかけ、それを癒す為の食生活、あるいは体から毒を出す「站椿功」というヒーリングについてふれる。また、精神的な面では、その「五大」思想をもとに「大きな自然」の一部として、移り変わる自然を穏やかに眺めている本質の寛ぎを回復するiRestというヨガを紹介する。このヨガによって心身だけでなく脳も寛ぎ、脳波もシータ波に変移するため、さまざまな癒しになる可能性があるという事についても触れる。今後の教育のあり方の中に、古代の東洋の叡智を取り入れると、少なくとも倫理観の部分や、真に現代に必要な癒しを手に入れる事が出来るのではないかという事を提言していく。
- 2013-03-01
著者
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