妊娠中の陥没乳頭妊婦への母乳育児支援の検討

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概要

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本研究の目的は陥没乳頭に対して、乳頭吸引器、乳頭保護器授乳用ソフトタイプ(以後、乳頭保護器)を用いて乳頭突出することと、陥没乳頭を持つ母親の思いを明らかにすることとした。その結果、乳頭保護器を使用した10名のうち7名において乳頭突出を認め、入院中の直接授乳が可能となったことより、今回の妊娠中の陥没乳頭妊婦への母乳育児支援は有効であったと考える。乳頭突出のみられなかった3名は入院中の直接授乳ができなかった。また、妊娠中に陥没乳頭であった妊婦は、乳頭形態の悩みと母乳育児に対する不安を持っていたが、乳頭保護器を用いたケアを行ったことにより乳頭突出がみられたことにより、直接授乳が可能となり育児に自信が持てるようになった。妊娠中の陥没乳頭妊婦への母乳育児支援を行った結果、乳頭保護器は一定の効果を認めたことと乳頭突出により妊婦の不安が軽減された。
2013-03-31

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