ネットパトロール支援システムの研究開発 (情報社会学部特集号)

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概要

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近年、携帯電話利用者の低年齢化が進み、モバイルインターネットから端を発した問題が様々な局面で子供の安全を脅かしている。そのため、各教育機関では、生徒に対してモバイルインターネットの危険性を伝える活動や、ネットパトロールを通して自校の生徒の活動を継続的に見守る活動を実施している。しかし、現在のネットパトロールは、検索エンジンを利用した人手での活動が中心であるため、自校の生徒のみを見つけ出し、その生徒の活動を継続的に監視することは困難である。そのため、本研究では、モバイルインターネットの中でも、中高生の利用率の高いプロフサービスを起点として、そのサービスから広がる子供たちの行動を継続的に監視するネットパトロール支援システムを開発する。本システムでは、プロフサイトの記述内容と個人間の関連度から生徒と各学校との関連性を求めることで、特定の学校に関係の深い生徒を監視することが可能である。
2013-01-15

著者

中村健二
大阪経済大学

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