ハイスピードカメラを用いた高校物理教材の在り方と開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
時間尺度の短い物理現象をハイスピードカメラ(以下,HSカメラと呼ぶ)で事前に撮影し,その映像を授業で示すような教育活動は多くの実践がある。では,授業中に教員(あるいは生徒)がHSカメラで現象を撮影し,その映像をその場で『観察』と同時に『測定・分析』を行うような使い方はできないものだろうか。筆者はフレームレートが120コマ/秒〜1000コマ/秒程度のHSカメラを利用することでセンサーやデーターロガーと同じ効果が期待でき,さらにICT機器の普及が促進されるのではないかと考えている。ここでは,HSカメラを高等学校の授業で活用する際の意義や,ターゲットの選定,教材利用の仕方について議論したい。
- 2013-03-05
著者
関連論文
- 物理知識問題のメール配信サービス(試行)について(私の実践)
- アクリル製重力レンズの増やし方
- レンズの物理 : 望遠鏡から重力レンズまでサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト活動報告
- 重力レンズ効果を教えるための光学レンズの製作
- ハイスピードカメラを用いた高校物理教材の在り方と開発
- P-9 ハイスピードカメラを利用した『観察』と『測定』を同時に行う授業方法の探求(ポスターセッション,大会テーマ「震災の地で考える 物理の力」)
- ハイスピードカメラを用いた高校物理分野の映像実験教材(ポスター,大会テーマ「めざせ"物理教育のフロントランナー"」)